2016年5月28日土曜日

「すべての面で、物凄いオペラ 」 《エレクトラ》みどころ

東条碩夫(音楽評論家) 

 先頃世を去った鬼才演出家パトリス・シェローによる《エレクトラ》が、ついにライブビューイングで観られるようになった。
 彼特有の、緻密で緊迫感にあふれた演出が素晴らしい。舞台は、シェローとしばしばコンビを組んで来た美術家ペドゥッツィが得意とする、灰色の壁に囲まれた閉塞の空間。そこで描かれる衝撃のドラマは、愛する父王を暗殺した母とその愛人への憎悪に燃え、王宮内で犬のような生活を続けながら復讐の時を待つ王女エレクトラの物語である。

2016年5月27日金曜日

《エレクトラ》ニューヨーク現地評のご紹介

 現代のオペラ演出の金字塔。才気煥発なエサ=ペッカ・サロネンの指揮のもと繰り広げられる、たぎるような激しさと、心理的に深い洞察、そして真に演劇的な独創性にあふれた舞台は、まさに驚きの連続である。そして、内なる炎を燃やすソプラノ、ニーナ・ステンメが歌うタイトルロールを筆頭に素晴らしいキャスト陣が集結した。
The New York Times

 身動きできないほど、胸が締めつけられる舞台・・・100分間ノンストップの激情が、オペラ史上最も壮絶な虐殺で幕を閉じる。Huffington Post

《エレクトラ》上映時間確定のご案内

6月4日(土)より公開の第10作《エレクトラの上映時間が約1時間57分(休憩なし)に確定いたしました。

詳しいタイムスケジュールはこちらです↓


R・シュトラウス《エレクトラ》視聴


10 R・シュトラウス《エレクトラ》新演出              ※5/12更新
上映期間:64日(土)~610日(金)
指揮:エサ=ペッカ・サロネン 演出:パトリス・シェロー
出演:ニーナ・ステンメ(エレクトラ)、ヴァルトラウト・マイヤー(クリュソテミス)、エイドリアン・ピエチョンカ(クリュテムネストラ)、ブルクハルト・ウルリヒ(エギスト)、エリック・オーウェンズ(オレスト)
MET上演日:2016430日 上映時間:1時間57分

《エレクトラ》予告編


行映像① ニーナ・ステンメ (リハーサルより)


行映像② ニーナ・ステンメ (リハーサルより)


行映像③ ニーナ・ステンメ、エリック・オーウェンズ (リハーサルより)


メイキング映像 エサ=ペッカ・サロネン インタビュー

2016年5月13日金曜日

「怖い絵」ベストセラー作家・中野京子氏トークイベント付き《ロベルト・デヴェリュー》上映開催!

《ロベルト・デヴェリュー》
《ロベルト・デヴェリュー》の公開を記念し、ベストセラー『怖い絵』シリーズの作家・中野京子さんをお迎えしてのトークイベントの開催が決定しました!

《ロベルト・デヴェリュー》は英国史上もっとも有名な女王エリザベス1世の最晩年の悲恋を音楽化した傑作。

『おとなのための「オペラ」入門』『残酷な王と悲しみの王妃』などを手掛け、オペラにもヨーロッパ史にも造詣が深い中野京子さんに、知ればますますオペラが面白くなる歴史の舞台裏などをたっぷりと語っていただきます!

皆様のご来場お待ちしております。


◆日時:5月28日(土)
    14:00~トークイベント開始
    14:20~トークイベント終了・本編開始
    17:25頃 本編終了


◆会場:東劇
東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル3F/TEL:03-3541-2711

◆料金:1作品 一般 3,600円(税込) 学生 2,500円(税込) 
 ※お得な特別鑑賞券3枚セットもご利用いただけます。
 ※チケット発売日は決まり次第、お知らせいたします。
   ※イベントが中止になった場合も上映は行い、払戻しはいたしませんので予めご了承ください。

◆登壇者中野京子(作家・ドイツ文学者)
北海道生まれ。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍。『怖い絵』(角川文庫)、『ハプスブルク家12の物語』(講談社新書)、『絶筆で人間を読む』(NHK新書)ほか、著作多数。

ドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》視聴


9ドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》MET初演 新演出    ※4/28更新
上映期間:521日(土)~527日(金) ※東劇のみ6月3日(金)まで
指揮:マウリツィオ・ベニーニ 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
出演:ソンドラ・ラドヴァノフスキー(エリザベッタ)、エリーナ・ガランチャ(サラ)、マシュー・ポレンザーニ(ロベルト)、マリウシュ・クヴィエチェン(ノッティンガム公爵)
MET上演日:2016416日 上映時間:3時間4

《ロベルト・デヴェリュー》予告編


行映像① ソンドラ・ラドヴァノフスキー、マシュー・ポレンザーニ (リハーサルより)


先行映像② エリーナ・ガランチャ、マシュー・ポレンザーニ (リハーサルより)


先行映像③ マシュー・ポレンザーニ (リハーサルより)


先行映像④ エリーナ・ガランチャ、マリウシュ・クヴィエチェン (リハーサルより)


メイキング映像 デイヴィッド・マクヴィカー インタビュー

2016年5月12日木曜日

ヨーロッパ史上最も有名な女王の悲劇を超名舞台で!《ロベルト・デヴェリュー》みどころ

加藤浩子(音楽評論家)


 ヨーロッパ史上でもっとも有名な女王といえば、イギリス(正確にはイングランド)のエリザベス1世(1533−1603)ではないだろうか。イングランドの女王としては先代の異母姉メアリー1世に次いで2人目だが、メアリー1世がカトリックを弾圧して反発を買うなど失政を繰り返したのに対し、エリザベスはさまざまな面で慎重に事を運び、45年の治世を維持して名君と称された。生涯独身を通した「処女王」としても知られる。

2016年5月11日水曜日

《ロベルト・デヴェリュー》上映時間確定のご案内

5月21日(土)より公開の第9ロベルト・デヴェリューの上映時間が3時間4分(休憩1回含む)に確定いたしました。

詳しいタイムスケジュールはこちらです↓

2016年5月9日月曜日

《ロベルト・デヴェリュー》ニューヨーク現地評のご紹介

 

 ソプラノのソンドラ・ラドヴァノフスキーに熱狂的な拍手喝采とブラボーの声が注がれた。感情をさらけだした大胆不敵な演唱で、極めて重要なアーティストがそのキャリアに偉大な金字塔を打ち立てた瞬間を観客たちは目撃したことを実感しているようだった。燃えるようなパワー、硬質な高音、鋭敏なコロラトゥーラのパッセージワークで、ラドヴァノフスキーは歌い上げる。METはまさに理想的なキャストと洞察力に富んだ指揮者 マウリツィオ・ベニーニを集結させた。最高のテノール マシュー・ポレンザーニの題名役は大変素晴らしく、彼の軽やかで気品ある歌声は青春の情熱を表現するのにぴったりだ。バリトンのマリウシュ・クヴィエチェンは雄々しい歌声と感情高まる歌唱で、親友の裏切りによって打ちのめされる公爵の戸惑いを巧みに表現した。そして、実に豪華なキャスティングなのは、偉大なメゾソプラノ エリーナ・ガランチャが、壮麗な歌声とカリスマ的な歌唱で、恋に苦しむ内気なサラ役を演じたこととだThe New York Times

2016年5月8日日曜日

《ロベルト・デヴェリュー》東劇2週上映のお知らせ

《ロベルト・デヴェリュー》の東劇での上映が通常の1週間から2週間に変更となりました。どうぞご来場ください!

《ロベルト・デヴェリュー》
2016年5月21日(土)~6月3日(金)

 劇場 : 東劇
 (中央区築地4-1-1/TEL:03-3541-2711/地下鉄東銀座駅6番出口徒歩1分)

2016年5月1日日曜日

《蝶々夫人》上映時間確定のご案内

5月7日(土)より公開の第8作《蝶々夫人の上映時間が約3時間26分(休憩2回含む)に確定いたしました。

詳しいタイムスケジュールはこちらです↓