2015年2月27日金曜日

最高のホフマン役!豪華絢爛な舞台!《ホフマン物語》みどころレポート

                                   池原麻里子(ジャーナリスト)

今回、上演される《ホフマン物語》は、ブロードウェイの名演出家バートレット・シャーが2009年に新演出したものだ。初演時のキャストはほぼ全員入れ換わり、全体の印象も一変した。同じ作品でも演出次第で変わり、また同じ演出でも歌手が替われば全く新しい印象になるから、何度も楽しめるのがオペラの醍醐味。そして、今回のキャストが大変に素晴らしい!前回、ご覧になった方にも是非是非、新キャストでご覧になっていただきたい。

2015年2月23日月曜日

《ホフマン物語》確定上映時間のご案内

3月7日(土)より公開の第7作オッフェンバック《ホフマン物語》の上映時間が約3時間35分(休憩2回各10分含む)に確定いたしました。
 
詳しいタイムスケジュールはこちらです↓
 

2015年2月19日木曜日

オッフェンバック《ホフマン物語》 視聴

第7作 オッフェンバック《ホフマン物語》                     ※2/19更新
上映期間:3月7日(土)~3月13日(金)
指揮:イーヴ・アベル 演出:バートレット・シャー
出演:ヴィットーリオ・グリゴーロ(ホフマン)、ヒブラ・ゲルツマーヴァ (ステラ/アントニア)、ケイト・リンジー(ニクラウス/ミューズ)、トーマス・ハンプソン(4人の悪役)、エリン・モーリー(オランピア)、クリスティン・ライス(ジュリエッタ)
MET上演日:2015年1月31日 上映時間:3時間40分(休憩2回)予定

①ヒブラ・ゲルツマーヴァ&ヴィットーリオ・グリゴーロ
 (2015年1月9日リハーサルより)



②クリスティン・ライス&ヴィットーリオ・グリゴーロ(2015年1月9日リハーサルより)



③〈第三幕 七重唱〉(2015年1月9日リハーサルより)


 

④〈生垣には、小鳥たち〉エリン・モーリー(オランピア)
  (2015年1月9日リハーサルより)
 
 

2015年2月13日金曜日

レハール《メリー・ウィドウ》視聴 ※1/30更新


第6作 レハール《メリー・ウィドウ》

上映期間:2015年2月21日(土)~2月27日(金)

指揮:アンドリュー・デイヴィス 演出:スーザン・ストローマン 出演:ルネ・フレミング(ハンナ)、ネイサン・ガン(ダニロ)、ケリー・オハラ(ヴァランシエンヌ)、アレック・シュレイダー(カミーユ)、トーマス・アレン(ツェータ男爵)

MET上演日:2015年1月17日   上映時間:2時間53分(休憩1回)予定

メリー・ウィドウ 予告編

極上のエンターテインメント!《メリー・ウィドウ》のみどころ

                                   奥田佳道(音楽評論家)

 惜しげもなく湧き出る美しいメロディに、ダンサブルなナンバー。妖艶なウィンナ・ワルツも舞う。心ときめく大人の恋。誘惑の香りが漂えば、ちょっとした駆け引きも観る者をその気にさせる。

 極上のエンターテインメントならお任せあれのMETが、ウィンナ・オペレッタの名花、フランツ・レハール(18701948)の《メリー・ウィドウ》を新演出で上演した。すべて英語による上演だ。振付も任された演出家は誰あろうスーザン・ストローマン女史。「クレージー・フォー・ユー」に「コンタクト」「プロデューサーズ」でトニー賞に輝いた、あのストローマンである。

"ブロードウェイの女王"METに初挑戦 《メリー・ウィドウ》現地レポート

 取材・文 米満ゆうこ
 
「クレイジー・フォー・ユー」「プロデューサーズ」など、ミュージカルの歴史に残る名作を生み出す演出家・振付家のスーザン・ストローマン。トニー賞を5度受賞し、現在も第一線を走り続ける〝ブロードウェイの女王〟が、今回初めてMET制作の《メリー・ウィドウ》でオペラの演出・振付に挑んだ。彼女のインタビューを交えてその模様をレポートする。

 METの入り口には《メリー・ウィドウ》の看板が大きく飾られ、BOXオフィスにあるスクリーンでは、ストローマンのインタビューや今作のリハーサルシーンを何回も流している。その場にいるだけで気分が高揚し、期待が高まってくる。

「ハーイ!」と、METの楽屋にあふれんばかりの笑顔で登場したストローマン。60歳とは思えないほど若々しくてエネルギッシュだ。「METほど大規模のサイズの舞台を手掛けるのは初めて。すべてのことが私にとっては挑戦ね」と話す。「ピーター・ゲルブ(MET総裁)が、ブロードウェイから次々と演出家を起用するのは素晴らしいと思う。私たちはブロードウェイの観客をよく理解しているし、新しい客層を増やすことができると思うの」と自信を見せる。「METでの私の仕事はオペラスターの声を観客に届けること。ミュージカルは演技や歌、踊りすべてが大事だけど、オペラは何よりも声が大事。どんな演出、振付のシーンでもオペラ歌手の発声がベストであるようにサポートしているの。また、彼らがリアルな登場人物としていかに舞台に存在できるかも私の腕にかかっている」

息を呑む絢爛華麗な《メリー・ウィドウ》!現地評のご紹介


息を呑む豪華な舞台に、耳も大喜びの新しい《メリー・ウィドウ》ルネ・フレミングほどこの“陽気な未亡人”にぴったりの歌手はいないだろう。 オペラ初出演となるケリー・オハラはブロードウェイの舞台からMETオペラハウスへの移行を、まるでアップタウン行の地下鉄の乗換えくらいにたやすくやってのけ、嬉しい意外な“めっけもの”。 彼女の愛らしいソプラノの歌声は、天井桟敷席まで響き、見事な演技力で、ヴァランシエンヌという浮気性の複雑な役柄に真実味を与えている。
―――ハフィントン・ポスト紙

2015年2月9日月曜日

《メリー・ウィドウ》確定上映時間のご案内

2月21日(土)より公開の第6作レハール《メリー・ウィドウ》の上映時間が約2時間53分(休憩1回10分含む)に確定いたしました。
 
詳しいタイムスケジュールはこちらです↓