2015年12月28日月曜日

《ルル》上映時間確定のご案内

1月16日(土)より公開の第4作《ルル》の上映時間が約3時間54分(休憩2回含む)に確定いたしました。

詳しいタイムスケジュールはこちらです↓


2015年12月24日木曜日

《ルル》ニューヨーク現地評のご紹介

“まさに見事としか言いようのないMETの《ルル》だ…ビジュアル的にも目を見張り、素晴らしいパフォーマンスだった…まさにウィリアム ・ケントリッジのダークで奇想天外な芸術的感性と相性がぴったりと合っていた。”
―ニューヨーク・タイムズ

“四つ星!…新たな発見を与えてくれる舞台。” ―ファイナンシャル・タイムズ

“実にパワフル…マルリース・ペーターセンがまばゆいばかりに魅力的。”―ワシントン・ポスト

セキュリティ強化に伴うお知らせ

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2015年12月21日月曜日

厳選3公演!現地METへネトレプコやカウフマンを観に行こう!

【ツアーのご案内】

メトロポリタン・オペラ 鑑賞の旅
 ニューヨーク 7日間(2/26~3/3) 厳選3公演!

詳細はこちら↓
https://wowshop.jp/upload/save_image/special/met2016/index.html

2015年12月11日金曜日

ベルク《ルル》視聴

4作 ベルク《ルル》新演出                  ※11/11更新
上映期間:116日(土)~122日(金)
指揮:ローター・ケーニクス 演出:ウィリアム・ケントリッジ
出演:マルリース・ペーターセン(ルル)、スーザン・グラハム(ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)、ヨハン・ロイター(シェーン博士/切り裂きジャック)、ダニエル・ブレンナ(アルヴァ)、ポール・グローヴス(画家/黒人)


MET上演日:20151121 上映時間:4時間15


予告編



メイキング映像 ウィリアム・ケントリッジ インタビュー

2015年11月20日金曜日

観客が等しく胸を締めつけられる感動のラスト!《タンホイザー》みどころ

 東条碩夫(音楽評論)

 官能の女性ヴェーヌスと、純愛の女性エリーザベト━━この2人の女性に惹かれ、彼女たちの間を揺れ動く詩人騎士のタンホイザー。深層心理的に言えば、これは1人の女性の両側面を象徴する性格ともいえるだろう。そしてタンホイザーは、「清らかな愛をもつ女性」に救われて死んでゆくのだ。これは、ワーグナーの作品にしばしば見られる、「女性による救済」の、ひとつの典型例なのである。

2015年11月19日木曜日

《タンホイザー》現地評のご紹介

レヴァインは、オーケストラから雄大で深く豊かな演奏を引き出した。METは本作に現代屈指のキャスト陣を集結させている。

主役のタンホイザーを演じるヨハン・ボータは高く響き渡る声で、驚くほど軽々とこの難役を歌い上げた。彼の歌声は、若者の憧れの心を表現しつつも、タンホイザーの魂が危機を迎える場面では、その絶望と戸惑いをひしひしと感じさせた。バスのギュンター・グロイスベックは、テューリンゲンの領主でエリーザベトの叔父であるヘルマンを、力強く威厳に満ちた歌声で演じた。さらに本プロダクションでは、エリーザベトを愛する騎士、ヴォルフラム役として、スウェーデンの名バリトン、ペーター・マッテイも登場する。 2013年のMET新演出《パルシファル》のアンフォルタス役で圧倒的な演唱を見せつけたマッテイは、高潔なヴォルフラム役でも同様に、迫真の演唱を披露した。彼の歌声は、無理のない自然な力強さと、甘美な響きを共に兼ね備えていた。これほどまでに優雅な〈夕星の歌〉を聴けるとは、想像だにしない。
 ―ニューヨーク・タイムズ

《タンホイザー》上映時間確定のご案内

11月28日(土)より公開の第3タンホイザー》の上映時間が約4時間32分(休憩2回含む)に確定いたしました。

詳しいタイムスケジュールはこちらです↓

2015年11月6日金曜日

究極の愛が染めたガラスの宮殿〜名作に新風を吹き込んだ若きスターたち 《オテロ》みどころ

 加藤浩子(音楽評論家)

 《オテロ》は、互いを愛しすぎたカップルの悲劇である。そう思えたのは、今回の映像がはじめてだったかもしれない。

 「オペラ王」ジュゼッペ・ヴェルディが晩年に完成させた《オテロ》は、シェイクスピアの悲劇をオペラ化した究極の心理劇だ。将軍オテロは、自分を恨む部下のイヤーゴの奸計にかかり、溺愛する妻デズデーモナが不倫をしていると信じ込む。《オテロ》は優れた演奏で聴くとあっという間に終わってしまうオペラだが、それはすべての音符がドラマと結びつき、最初から最後まで緊張感が続くからだ。追い詰められていくオテロを、たたみかけるように追い、威嚇する音楽。それは奇跡的で、残酷だ。

《オテロ》現地評のご紹介


ソニア・ヨンチェーヴァは一流のキャリアを歩むのは間違いないであろう・・・彼女の官能的な歌声には、素朴な色合いと質感があり歌声のきらめきを見事に調和させている。この作品のハイライトで、壮大に演出された第3幕終わりの合唱の場面では、彼女は特に際立っていた。大勢のキプロスの人々とヴェネツィア大使を前にして、オテロはデズデーモナを罵り、髪を引っ張って地面に平伏させる。打ちひしがれたデズデーモナは、苦渋に満ち訴えかけるようなフレーズで、耐え難い屈辱を表現する。コーラスを突き破り響き渡るヨンチェーヴァの高らかな歌声は、この可憐な愛情深い妻に果敢に抵抗する力があることを示唆しているかのようだ。〈柳の歌〉や〈アヴェ・マリア〉をこれ以上美しく歌えるソプラノが、いま彼女以外にいるだろうか? ニューヨーク・タイムズ

2015年11月4日水曜日

《オテロ》確定上映時間のご案内

11月14日(土)より公開の第2作オテロ》の上映時間が約3時間12分(休憩1回10分含む)に確定いたしました。

詳しいタイムスケジュールはこちらです↓


2015年11月3日火曜日

ワーグナー《タンホイザー》視聴


第3作 ワーグナー《タンホイザー》 ドイツ語                                ※11/11更新
 上映期間:1128日(土)~124日(金)
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:オットー・シェンク
出演:ヨハン・ボータ(タンホイザー)、ペーター・マッテイ(ヴォルフラム)、エヴァ=マリア・ヴェストブルック(エリーザベト)、ミシェル・デ・ヤング(ヴェーヌス)、ギュンター・グロイスベック(ヘルマン)
MET上演日:20151031日 上映時間:4時間20


《タンホイザー》プロモーション映像


第3幕 ペーター・マッテイ<夕星の歌>(リハーサルより)

2015年10月17日土曜日

鳴りやまない喝采!《イル・トロヴァトーレ》初日現地レポート

小林伸太郎(音楽ライター/NY在住)

ああ、ヴェルディってやっぱり凄い・・・。レオノーラ登場のアリア、〈穏やかな夜〉が始まった時、思わず深呼吸をしてしまった。恋人、マンリーコに出会った時のことを語るレオノーラの静かに燃える情熱が、ヴェルディのどこまでもレガートな旋律に乗って、耳を傾ける我々を遠い彼方へと運ぶ。そして思った。アンナ・ネトレプコって、やっぱり特別なアーティストなのだと。

2015年10月16日金曜日

《イル・トロヴァトーレ》確定上映時間のご案内

10月31日(土)より公開の第1作《イル・トロヴァトーレ》の上映時間が約3時間6分(休憩1回10分含む)に確定いたしました。
詳しいタイムスケジュールはこちらです↓






《ルル》指揮者変更のお知らせ

第4作《ルル》新演出の指揮に予定されておりましたジェイムズ・レヴァインが降板し、ローター・ケーニクスが代役を務めます。
第3作の《タンホイザー》指揮も務めるMET音楽監督のレヴァインは、2つの大作の公演とリハーサルを同時に進行するという苛酷な仕事量を考慮し、《タンホイザー》に全エネルギーを集中する決断をしました。ご了承ください。

ローター・ケーニクス】プロフィール
ドイツ生まれ。ウェルシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を務める他、スカラ座やウィーン国立歌劇場など世界の一流歌劇場で活躍。2008年《ドン・ジョヴァンニ》でMETデビュー。幅広いレパートリーを持ち、ワーグナーなどドイツものが得意。《ルル》は2014年もウェルシュ・ナショナル・オペラで指揮した十八番。

2015年10月8日木曜日

METオープニングナイト観劇ご招待 当選者様現地レポート

2014-15シーズンの10作制覇キャンペーン、「ニューヨークMETオープニングナイトご招待&ホテル宿泊プレゼント」のご当選者様がレポートをお送りくださいました。METの一大イベント、オープニングナイトの様子を、お写真と合わせてご紹介いたします。

1.当日のメトロポリタン歌劇場【MET】の印象
今日はオープニングナイト。正面入口の前は噴水のあるゆったりとした空間が広がっています。着飾って開場を待つ人々が50人位いて、ポスターの前で写真を撮ったり、正面左端に設けられた通路とブースでカメラを構えたりしています。その通路を著名人が進み、ポーズをとりつつ会場へ入っていくのを何回か目にしました。
劇場のガラス張りの2階は、レセプションに出席した人たちでしょうか、華やいだ雰囲気が窺えます。「こんばんは」と声をかけられ、振り返ると見知らぬ男性がお連れ合いの東洋系の美人と並んでいました。その女性は東京出身で、オペラはよく見るのか尋ねられたので、「見始めたところです、このチケットが当たったので来ました」と話すと、「わお!!おめでとう!」と、とてもびっくりしていました。客席に入ると壁側は垂直に何層にも重なった客席で、とても天井が高く、重厚な感じです。そこに下がっている美しいシャンデリアは勢い良くはぜる線香花火を思い起こさせます。オーケストラボックスを見てみたら、意外と狭く感じ、ここで長時間演奏するのかと驚きでした。

2015年10月7日水曜日

MOVIX柏の葉 ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》解説付き上映開催!

ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》より
知れば知るほど、オペラがもっと好きになる!


MOVIX柏の葉では、METライブビューイング2015-16シーズンの開幕を記念して、音楽評論家の加藤浩子さんに、“オペラ王ヴェルディ”のオペラ作品の魅力をお話しいただく、解説付き上映を開催いたします。

上映作品は新シーズンの第1作目を飾る《イル・トロヴァトーレ》!

ヴェルディへの愛あふれる加藤浩子さんに作品の魅力や素晴らしさを存分に語っていただきます!

オペラ初心者の方も、オペラにもっと詳しくなりたい方も、加藤さんの解説を聞けば、オペラがグッと身近に感じられたり、素敵な再発見ができるかもしれませんね♪

ご来場お待ちしております。


◆日時:11月1日(日)10:00~

◆会場:MOVIX柏の葉
千葉県柏市若柴175 ららぽーと柏の葉4F/TEL:04-7135-6900

◆料金:1作品 一般 3,600円(税込) 学生 2,500円(税込) 
 ※お得な特別鑑賞券3枚セットもご利用いただけます。

◆発売日:
・インターネット購入
SMTMembers会員様 ・・・ 10月29日(木)17時より
SMTMembers非会員様・・・10月29日(木)21時より

・劇場窓口購入 (SMTMembers会員様/非会員様共通)10月30日(金)劇場オープン時より

加藤浩子
ブログ
◆登壇者:加藤浩子(音楽評論家)
東京生まれ。慶応義塾大学大学院修了(音楽学専攻)。慶応義塾大学講師、音楽評論家。著書に「今夜はオペラ!」「ようこそオペラ!」(春秋社)、「バッハヘの旅」(東京書籍)、「ヴェルディ」(平凡社新書)ほか単著、共著多数。METをはじめ欧米へのオペラ、音楽ツアーの企画同行も行っている。
※解説は約30分の予定で、上映終了時間が遅くなる可能性がございます。
※解説が中止になった場合も上映は行い、払戻しはいたしませんので予めご了承ください。


ゲルブ総裁インタビュー記事掲載情報

メトロポリタン歌劇場ピーター・ゲルブ総裁のインタビュー記事が下記の通り掲載されます。ぜひご覧ください。


■「婦人公論」(中央公論新社)10月27日号(10月13日発売)
 ※歌舞伎俳優 坂東玉三郎さんとの対談インタビュー
 http://www.fujinkoron.jp/ 

■ 「Pen」(CCCメディアハウス)11月1日号(10月15日発売)
 「超・仕事人」のコーナー
  https://www.pen-online.jp/

■「音楽の友」(音楽之友社)11月号(10月18日発売)
 http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/ongakunotomo/






2015年10月2日金曜日

ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》視聴


1 ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》                    10/2更新
上映期間:1031日(土)~116日(金)
指揮:マルコ・アルミリアート 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
出演:アンナ・ネトレプコ(レオノーラ)、ディミトリ・ホヴォロストフスキー(ルーナ伯爵)、ヨンフン・リー(マンリーコ)、ドローラ・ザジック(アズチェーナ)、ステファン・コツァン(フェルランド)
MET上演日:2015年10月3日 上映時間:3時間10分


アンナ・ネトレプコ、ディミトリ・ホヴォロストフスキー (リハーサルより)


アンナ・ネトレプコ、ディミトリ・ホヴォロストフスキー (リハーサルより)


アンナ・ネトレプコ (リハーサルより)


アンナ・ネトレプコ、ヨンフン・リー (リハーサルより)

ヴェルディ《オテロ》視聴


第2作 ヴェルディ《オテロ》新演出                     ※10/2更新
上映期間:1114日(土)~1120日(金)
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン 演出:バートレット・シャー                               
出演:アレクサンドルス・アントネンコ(オテロ)、ジェリコ・ルチッチ(イアーゴ)、ソニヤ・ヨンチェーヴァ(デスデーモナ)、ディミトリ・ピタス(カッシオ)、ギュンター・グロイスベック(ロドヴィーゴ)
MET上演日:20151017日 上映時間:3時間12分

第1幕 オープニング場面(リハーサルより)


第4幕 ソニヤ・ヨンチェーヴァ<アヴェ・マリア>(リハーサルより)


第2幕 ジェリコ・ルチッチ<非情の神への信仰>(リハーサルより)


第3幕 フィナーレの場面(リハーサルより)


メイキング映像 バートレット・シャー インタビュー