2012年9月12日水曜日

《サティアグラハ》のフィリップ・グラスが高松宮殿下記念世界文化賞を受賞しました。

本日、第24回高松宮殿下記念世界文化賞の発表が行われ、
《サティアグラハ》を作曲したフィリップ・グラスが音楽部門で受賞されました。

世界の名立たる芸術家が受賞者に名を連ねる、大変名誉ある賞を受賞されたことを、METライブビューイングチーム一同、心よりお祝いを申し上げますと共に、《サティアグラハ》を日本で上映できたことを光栄に存じます。

音楽部門選考委員の安倍寧さんは、
「リズムや旋律を制限して反復する音楽。その不自由の中で作られていくと、出口の向こうに青空が見える。自由が現れる。(受賞はこれまでの音楽活動を踏まえてのものだが)彼の音楽は我々の現代生活の不自由さの中に自由を見出すという点で、今の時代にも合っている」
とグラスの音楽について話されました。

《サティアグラハ》は9/13(木)18:45-、9/14(金)14:30-と東劇で上映します。
是非ご覧ください。
写真クレジット:(c)Ken Howard/Metropolitan Opera

高松宮殿下記念世界文化賞 公式HP